小指潰す

2005年10月5日
今日、オレに専属で教えてくれていた先輩が
業務終了直前に機械のローラー部分に小指を挟み
第一間接まで巻き込まれた。

しばらく止血していたが止まらない。

オレ「止血だけでオッケーなの?」
先輩「あー、ドクドクいってるよ」

オレ「(いやマジで潰れ気味じゃん。病院行って処置!)」

見た感じ、縫うほどのパックリ割れなのだが
本人曰くOKだそうです。

会社には最低限従業員の安全を守る義務があるんだから
ここはきちんと病院に行かせるよう説得すべきでは?と思った。
(但しタテマエ上の感情)

本人の判断に任せる会社。
んー、イマイチ。

労災はあるけど、危険が多いため、給料が高いんだ。
慣れた人たちでもすいぶん怪我してる。

おとといも、ベテランのオヤジがPSPを粉々に砕く機械に
指を挟めて深いトコまで切ったのに、翌日ふつーに包帯巻いて
出勤していた。

・・・そういうことなのかと悟った。

しかし今はとにかく金が必要。

その為に、この会社を見つけたんだ。





金。

さらに金に執着し続けるオレは、先輩に給料や手当の詳細を聞いた。

この会社はラッキーなことに昔ながらの給与形態なので基本的には年齢給。

なので役職者は別として18歳で10年働いても

28歳で入社1ヶ月目の給与も同じなのである。

え?理不尽?

ノンノン♪

自己利益至上主義です。

そんなことどーでもよい。

先輩「・・・なので、のあさんの今月の給料はオレより多いんスよ、年齢給だから。」

オレ「ってことは失礼ながら、○○君(先輩)より貰えんの?」

先輩「そうですよ」

ちなみに彼は仕事上は先輩だがオレの4つ下。

彼の給与明細を見せてもらうと、看護師平均の給与以上だった。

(ありえん・・・)

オレ「何年目?」

先輩「3ヶ月ですよ。今年の7月入社。」

オレの調理師時代の給与を8万も超えていた。

(カルチャーショック)

今までのオレの責任職とプレッシャー、
上司への気遣いとストレス。

それらの給与価値は現仕事のマイナス8万?

若干感覚麻痺。


そして世界は広かった。


職種が変わっても、

今は大金を当てるよりも

コツコツ貯蓄する時期なのだから。



紆余曲折な人生も味があっていいかもなぁー。

ココロからそう思えるのは何十年後だろう。


今しかできないことを


今やっておこう。

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